オリジナルメーカー(千葉県市原市)

訳あり・権利 公開: 2026.08.24

境界が曖昧だと土地は売れない?確定測量の費用・期間と、始めるタイミング

境界標がない、古い測量図しかない、隣の塀がこちらに入っている——市原市の土地売却でよくある境界の悩みを解説。確定測量とは何をするのか、費用の目安(30万〜80万円程度)、期間(1か月半〜3か月)、そして「いつ始めるべきか」を整理します。

【市原市の土地】境界が曖昧だと売れない?確定測量の費用と期間

動画でも解説しています: 【市原市の土地】境界が曖昧だと売れない?確定測量の費用と期間

「うちの土地、正直どこまでがうちなのか分からない」——実はこれ、珍しい話ではありません。

五井や八幡宿の昔からの市街地、姉ヶ崎や小湊鐵道沿線の古くからの土地が多い市原市では、境界標がない、あっても古い測量図しかないというケースがよくあります。

境界が曖昧なまま売ろうとすると、売却が数か月止まったり、価格を下げられたりすることがあります。この記事では、境界と確定測量について、費用と期間の目安まで整理します。

境界が曖昧だと、売却で何が起きるか

買い手の立場で考えると分かりやすくなります。

「面積が本当は登記より小さいかもしれない」「お隣とトラブルになるかもしれない」——そんな土地を、定価で買いたいと思う人はいません。

その結果、境界が曖昧な土地は次のような扱いを受けます。

  • 値引きを求められる
  • 「確定測量をしてから引き渡してください」と条件を付けられる

実務上も、土地の売買では売主の負担で確定測量をするのが一般的です。

「縄伸び・縄縮み」——登記簿と実測の面積が違う

古い土地は、明治や昭和の古い測量に基づいた登記のままになっていることがあります。実測すると面積が増えることも、減ることもある。これを縄伸び・縄縮みと呼びます。

面積が変われば、当然、価格も変わります。

「越境」も市原市では珍しくありません

お隣のブロック塀がこちらに数センチ入っている。逆に、うちの庭木の枝や屋根の軒がお隣に出ている。

市原市の郊外のように敷地が広く、生垣や庭木のあるお宅では本当によくあることです。放置したまま売ると、買い手と隣地との将来のトラブルの種になるため、契約前に整理が必要になります。

確定測量とは、誰が何をするのか

確定測量とは、国家資格者である土地家屋調査士に依頼して、土地の境界をすべて確定させる作業です。

ポイントは、ただ測るだけではないということ。

  1. 隣接するすべての土地の所有者に立ち会ってもらう
  2. 「ここが境界ですね」と全員に確認・合意してもらう
  3. 境界標を設置する
  4. 図面と筆界確認書という書類にまとめる

時間がかかるのは「立ち会い」です

隣接地の所有者全員の立ち会いが必要になるため、ここが最も時間のかかる工程です。

さらに、隣が道路や水路であれば、市や県との「官民」の立ち会いも必要になります。相続で隣地の所有者が遠方にいたり、所有者が分からなくなっていたりすると、さらに時間がかかります。

古い測量図は使えるのか

ものによります。

  • **近年の「確定測量図」**があれば、基本的にそのまま使えることが多い
  • 数十年前の図面や、隣地の立ち会いを経ていない**「現況測量図」**だけだと、買い手や金融機関に求められて結局やり直しになることがよくあります

まず、お手元の図面がどの種類なのかを確認することが大事です。

費用と期間の目安

あくまで目安であり、土地の条件によって大きく変わりますが、一般的にはこの程度です。

項目目安
費用(一般的な住宅地)30万〜80万円程度
費用(形が複雑・隣接地が多い・官民立ち会いあり)100万円を超えることも
期間(順調な場合)1か月半〜3か月
期間(官民が絡む場合)さらに数か月延びることも

いちばん大事なのは「いつ始めるか」

3か月と聞くと、「売ろうと思ってから始めたら間に合わないのでは」と感じるはずです。ここが最も重要な点です。

確定測量は、売却活動と並行して進められます。

つまり、「売ろうかな」と思った時点で境界の状態を確認し、必要なら早めに測量に着手する。そうすれば、買い手が見つかったときに引き渡しを待たせずに済みます。

逆に、契約してから慌てて始めると、引き渡しが延びて、最悪の場合は話が流れることもあります。

費用は無駄になりません

費用負担は交渉次第の面もありますが、慣例的には売主負担が多いのが実情です。

ただし、境界が確定した土地は買い手が安心して買えるぶん、**価格や売れるスピードに跳ね返ってきます。**かけた費用が無駄になることは、まずありません。

まず確認するのは、この3つ

ご自身で最初に確認していただきたいのは次の3点です。

  1. お手元の測量図(確定測量図か、現況測量図か)
  2. 権利証
  3. 現地の境界標の有無

判断がつかなければ、資料をお持ちください。図面を拝見すれば、測量が必要かどうか、その場でおおよその見立てをお伝えできます。信頼できる土地家屋調査士のご紹介も含めて、窓口ひとつで進められます。

まとめ

  • 境界が曖昧な土地は値引き・条件付きになりやすい
  • 確定測量は土地家屋調査士が隣地全員の立ち会いで境界を確定させる作業
  • 費用の目安は30万〜80万円程度、期間は1か月半〜3か月以上
  • だからこそ、売ると決める前から準備を始める

ご相談は無料です。まずは図面をお持ちください。

執筆: オリジナルメーカー(株式会社オリジナルメーカー)/ 千葉県知事免許(4)第15907号・千葉県宅地建物取引業協会会員。 記事の内容は公開時点の情報です。税制・法令の適用は個別の状況により異なるため、実行前に専門家へご確認ください。

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